かぎかっこと改行問題

一部の方にもしかしたら不愉快な思いをさせるかも知れません、と先に断り書きさせていただきます。
いや、純粋に好みの問題なので、あんまり深く気にしないで下さい。

私はひじょーに文体の選り好みが激しいです。
コレぞ！と思った文体にはずぶずぶめり込むようにハマって読みますが、駄目なものは３行でネをあげる。そんな感じ。
で、私が駄目な文体の筆頭が、「会話文」の後に改行が入らないもの。

例えば・・・

「なあアニキ。」
　啓介はベッドに腰掛けた姿勢のまま、兄の背中に声を掛ける。
「何だ、啓。」
　涼介は振り向かないけれど、意識がこちらに向いたのが解る。

はＯＫ。だけど、

「なあアニキ。」啓介はベッドに腰掛けた姿勢のまま、兄の背中に声を掛ける。
「何だ、啓。」涼介は振り向かないけれど、意識がこちらに向いたのが解る。

とかだと突然ダメ。小学校の頃叩き込まれた「原稿用紙の使い方」に何か強迫観念を持っているのかなんなのか。地の文として混ざってるのは大丈夫なんですが、基本的には改行が無いと・・・！という。

ほんっとーに純粋に、趣味の問題なんですけどね。

コレに拒否反応を起こす所為で、かなりあちこち、素敵様の作品が読めない状況。読みたいのにー！
なんとかアレルギー軽減されないかな・・・むむむ。